日本全国には様々な都市伝説があります。それぞれの都道府県別にまとめてみました。
ぜひ地元の都市伝説を探してみてください。
目次
北海道
薄野
「すすきの」という有名な歓楽街がある。
もともと「すすきの」は敷地一体が墓地だった。
「すすきの」を漢字にすると
薄野
薄っぺらい野原に多くのお墓があり、その場所を埋めて今の「すすきの」があるらしく、幽霊の出るお店は繁盛すると言われている。
実際「すすきの」はどこのビルにも数多くの幽霊が目撃されている。
モンペのおばさん
日勝峠ではモンペ姿のおばさんが多数目撃されている。
その峠を車で走っていると、国道沿いをモンペ姿のおばさんが歩いている。
「どこに行かれるのですか?良かったら乗っていきます?」
と尋ねると
「xxまで行く」
と答えるのだが決して車には乗らないという。
それならばとドライバーは車を走らせる。
しばらく走ると、さっきのモンペ姿のおばさんがまた歩いている。
ここをよく通る長距離運転手の間では有名な話で、知っているひとはおばさんが歩いていても無視して通り過ぎるという。
赤墓
函館の外国人墓地の一角に「赤墓」というものがある。
それは墓石が真っ赤に塗られた墓で、地味で苔むす普通の墓石の中でひときわ目立っている。その墓石には文字が刻まれているのだが、これを声に出して読むと死んでしまうと言われている。
しかし本当は赤墓ではなく、その裏にある墓石に書かれている文字がたばいらしく、それを読むと厄災に遭うと言われている。
20年ほど前にTV番組「11PM」で地元の娘がナレーターで墓を紹介したとき、「裏の字は読みたくない」と拒否したのは有名な話。
がんぼう岩
昔、遠軽町の某信金がカレンダーを配布した。しかし、カレンダーに掲載されている地元の名所の「がんぼう岩」の写真が大変まずいものだった。
岩の壁面には人間の顔が無数に浮かび、昼間に撮影されたのにも関わらず空は真っ赤だった。心霊写真をカレンダーにしてしまったと気づいた信金はすぐに回収を行ったという。
カレンダーを見たという人の話では、壁面に浮かんでいるという霊の顔は、見る限りではただの陰影に、そして赤い空は夕暮れに撮影されたものだろうとのことで、噂に聞くほどの写真ではないらしい。
ただ「がんぼう岩」は心霊スポットとしての一面を持っており、アイヌの戦場だったとか、岩の上から飛び降り自殺があったという話もあり、それなりの曰くはあるようである。
遠く離れた位置から「がんぼう岩」を見ると4つの大きな顔に見える。顔になっている部分は100メートルくらいの断崖絶壁になっているが裏側から登ることができ、大きな顔4つは近くで見ると無数の小さな顔からできている。
実際に毎年自殺者が出ており、霊感の強い人は絶対に頂上には行かない方がいいという。
摩周湖
某動物番組でも紹介されていた摩周湖には、全長1メートルもある巨大なザリガニが棲むという。
その摩周湖への立ち入りは許可が必要で、周りを山とヒグマが潜む深い森に覆われており、なかなか近づくことはできない。しかし、人目を盗んでザリガニ捕りやイタズラ目的で立ち入る者も少なからずいて、中島には落書きが見つかっている。
摩周湖は心霊写真が撮れるという心霊スポットとしても密かに知られている。
展望台からは摩周湖を望め、観光客はそこで写真を撮るのだがたまに変なものが写るという。
鏡のように綺麗な湖の水面に眼鏡をかけた男の顔が映るという。
そこで撮れる心霊写真は決まってその眼鏡の男。
摩周湖とどういった因縁があるのかは不明。
東北
必要のない道
東北のある地には、明らかにこんな道は必要ないだろうという細長い山道がいくつも存在する。さらにどの道もだんだんと草木が生い茂り、前が見にくい獣道のような道になってしまう。
そんな道に関係するいくつもの噂があるのだという。
例えば、この土地以外の人が山道に入ると、今まで存在しなかった道が現れ遭難してしまうという話や、山道を歩いていると途中で今までなかったはずの大量の土管が重ねてあり、中には遭難者や動物の死体が入っているという話。
ある霊感が強い男がいつも通っていた道を進むと、自分でも知らない遠くの神社に着いてしまい、引き返しても同じ神社に辿り着くという。
この地域には絶壁の場所や森の中など、わけが分からない場所に祠や地蔵が設置されている。
秋田の女性
秋田県の女性は色白で美人が多いとされているが、美人が多い秘密は白人の血が入っているからだという話がある。
色が白く鼻筋が通っており、身長も平均より高いと言われ、また秋田人の血液型はB型が多いことからそのように云われている。
また秋田犬の血液型は欧州犬の血液型のそれと同じということからもその証拠とされる。
またナマハゲ(鬼)と外国人を結びつける話もあり何やら白人説を匂わせる。
この地方はロシア系の人々との交流があったとされる。
ムーミン谷
某県の国道と新幹線が交差する周辺にはムーミン谷があるらしい。
なぜムーミン谷と呼ばれているかは謎だが、付近のトンネル内の壁にはムーミンやスナフキンの絵が浮かび上がる。
また、某県駅前でタクシーを拾い、「ムーミン谷まで」と言えば、その場所まで連れて行ってくれるらしいのだ。
関東
桜の木
桜の名所には「綺麗な桜の木の下には死体が埋まっている」という都市伝説がある。
しかし、なぜ桜の木の下だろうか?
そこには掘られたくないという理由があるからだ。
だから、わざと人が楽しめる木を植えたのである。
お花見で有名な某公園が改修されたときの話であるが、桜の木の移植が行われたらしいのだが、その時は厳重な警備体制の中、黒いスーツを着た人たちの姿があったと言われている。
また、気になる木と言えば東京競馬場の大ケヤキ、TV中継でも第3カーブにある木が必ず邪魔になるのだが、なぜか伐採されたり移植されることはない。その下にもやはり死体が埋まっているという都市伝説がある。以前、その木を伐採しようと計画した人たちが次々と謎の死を遂げたらしい。
実は、この大ケヤキの下には井田摂津守是政とその一族のお墓があり、競馬場の近くに残る「是政」の地名の由来にもなっている。この付近の木を伐採した人夫が、その後急死したことからお墓の祟りと考えられているのだ。
また、第3カーブあたりでの落馬事故が多く、第3カーブは「魔のカーブ」と呼ばれた時期もあったという。
タクシーのちょうちん
東京都内にはタクシーの上のちょうちんが擦ってしまうため、タクシーが通れないトンネルが3つあるんだそう。では、なぜ通れるようにちょうちんの高さを低くしないのか?これにはある理由があった。
その3つのトンネルには曰くがあり、なぜかそのトンネルを通るとお客とトラブルになったり、トンネルの中で強盗にあったりと嫌なことが起こるんだとか。
そのトンネルを通ったであろうタクシーが未だに行方不明のまま見つかっていないという噂も。
そこで、タクシーの組合が申し合わせの上、あえてちょうちんの高さを高くして、そのトンネルを通れなくしたとか…。
献血
以前は秋葉原での献血が盛んに行われ、日本赤十字でも特に力を入れて秋葉原で献血を呼び掛けていたという。なぜか?
それは、秋葉原を利用する人の中には童貞や処女といったように性交渉の経験がない人が多かったからだそうだ。
つまり、性病やエイズの病気が少ないため、血を集める側として秋葉原は良い環境だったのだ。
巨大シェルター
某地方の地下には秘密基地を思わせる巨大な施設があり、これは大地下道で東京とつながっている。この施設は有事の際、東京が壊滅状態に陥っても政治的空白を防ぐための巨大シェルターなのである。つくば市や大学の上層部にいる人たちの間では、公然の秘密である。
高尾山
東京にある観光地として人気の高い高尾山には毎年大勢の人が訪れる。そこには観光客向けの蕎麦屋や土産屋が数多くある。その高尾山のお店には失踪者の写真が多数保管してあるという。高尾山は観光地であると共に自殺者、失踪者が集まってくる場所としても密かに知られていて、某所の周辺に住む人が自殺や失踪を考えた場合、とりあえず足を運ぶという。
ゆえに失踪者を捜す家族も高尾山に向かい、蕎麦屋や土産屋を廻り失踪者の写真を配り、見かけたら連絡して欲しいとお願いするという。しかし観光客があまりにも多いため写真を渡されても、失踪者を見つけるのは容易ではないという。
失踪者の写真を捨てるわけにもいかず、お店の引き出しの奥に溜まっていくのだとか。
ジンクス
慶応大学と立教大学で共通するジンクスがある。
慶応大学には名物として名高い銀杏並木がある。日吉校舎を大きな通りが通っており、そこが銀杏並木になっているのである。ジンクスとはその銀杏並木に関することで、秋になって銀杏が枯れるまでに恋人ができないと在学4年間は恋人ができないというもの。
立教大学は校舎にからまるツタという名物があるが、このツタが枯れるまでに恋人ができなければ4年間恋人ができないというジンクスがあるのだ。
華厳の滝
みんなで滝を見ていたらいきなり隣にいた女が「あそこ見て、ねえ、ほら、人が落ちる、人が落ちるよ」と叫んだ。驚いて全員その女が指さした方向を見ると、本当に女の人が落ちそうになっている。しかしその落ちそうな女をよく見てみると、さっきまで「落ちるよ」と叫んでいた女だった。
東海
新幹線
指定席のある客が食堂へ出かけ、一時席を外した。しばらくして戻ってみると、ガラガラだった車内が多くの乗客で埋め尽くされていた。そして、自分の席にまで見知らぬ」誰かが座っていた。よく見ると、網棚に残してあった手荷物も無くなっていたという。
自分の席に座っているその人は、無表情で終始無言。その人というより車内全体の乗客がその調子だった。
異様な空気に気づいた客は逃げるようにしてその場を離れ、車掌を呼び自分の席に戻ったときには、大勢いたはずの客はいなくなり、手荷物も戻っていた。恥ずかしいやら申し訳ないやらだったが、車掌の方は大して気にとめている様子でもなかったため、不思議に思った。
車掌の話によると、こういうことはこれが初めてではないらしいのだ。
しかも、必ず静岡ー三島間で起こるのだそうだ。
中部
トビオリちゃん
子供たちの間「トビオリちゃん」という遊びが流行した。この遊びは目を閉じて「トビオリちゃん」と3回唱えてその場でジャンプをするというくだらない遊びなのだが、子供たちの心を惹きつける何かがあったようだ。
この遊びが流行した地域では、なぜか周りに建物がない公園や空き地で転落死した子供の死体が次々と発見されたため、「トビオリちゃん」は禁止され、この遊びが全国に広まることはなかった。
老婆
自殺の名所である富士樹海の入り口に、ロープを売る老婆がときどき現れるらしい。自殺をしようと樹海に行ったが思いとどまった人から聞いた。
白骨死体
富士樹海では定期的に大規模な捜索隊が出動して死体を回収している。この捜索隊にはある決まり事があり、持ち帰る死体は「白骨死体」のみで腐乱死体などは次回の捜索まで放置していくのだという。
腐乱死体は回収に手間がかかるので作業効率が落ちるため、目印を残しておいて数か月後に回収となる。
近畿
30センチババア
某峠のトンネルには「30センチババア」と呼ばれる身長がわずか30センチの老婆の妖怪が現れる。とても足が速く、自転車などを軽く追い越して走っていくのだそうだが、峠には老婆に化けて退治された古狸の伝承がある。
関西地方の某駅
地下鉄を降り地上に出ると結構な雨。行き交う人の間を縫うように歩いているといきなり肩を掴まれた。驚いて振り返るとそこにはタクシーの運転手がいた。険しい表情の彼は私の肩を掴んだまま、無言でタクシーに押し込み、急発進するタクシー。
運転手は青ざめた顔で「無茶してすまなんだけど、誰もいない道で何かを避けるように歩いてたあんさんを見て、助けなあかん!と思たんや!あんさん、危ないとこやったね」
ここは「関西地方の某駅」
多くの方が犠牲となった現場のすぐ近くであった。
四国
みかんジュース
みかんの生産で有名な某県ではなんと、みかんジュースでごはんが炊かれ給食で出されるという。
みかんジュースのオレンジ色のごはんは他県の人からすればこれ以上ないほど奇妙に見えるという。ポンジュースで炊かれていることが多く、名産品をなんとか給食でも味わってほしいという関係者の執念の賜物である。
九州・沖縄
ユタ
某県には「ユタ」と呼ばれる女性霊媒師たちがいる。「ユタ」たちは幼いころから修業を積んで、いくつかの儀式をこなしたあとに霊媒師としての仕事を始めることができるのだという。
しかし、その「ユタ」と結婚する夫は間違いなく早死にするという。
死体袋
某県では数多く出回っている軍物のアイテムがあるという。ブーツから寝袋までその種類は様々でそれらを使ってリメイクした商品を販売するところも多い。
数あるアイテムの中で人気の素材が死体袋。
丈夫でサイズも大きいため色んな物に使用されており、血を洗い流したあと、リサイクルするのだそうだ。